2023.11.27 08:35
全日空女性社員が高知で「釣りバカ」体験 「釣りバカシティ」宣言の須崎市で体験ツアー、マダイなど大漁
タイラバ釣りでイトヨリなどを釣り上げ喜ぶ全日空の女性社員(須崎市沖)
漫画「釣りバカ日誌」の初代担当編集者で釣りバカシティのアドバイザーを務める黒笹慈幾さん(73)らが企画。 航空会社の協力で首都圏からの誘客を目指す。
7人は客室乗務の経験があり、現在は四万十市や高知市に出向して情報発信業務を担当する社員ら。タイは初心者向きのタイラバと呼ばれるルアー釣りで狙い、初日から45~57センチのマダイが当たっていた。
初日、獲物が掛かったさおをインストラクターから渡されての〝初釣果〟に「複雑な気持ち」だった西川万理奈さん(35)も、2日目にはシロサバフグなどを釣り上げ「1日ずーっと釣りしたい」と満足げ。
参加者からは「刺し身が苦手な人も、自分で釣った魚を食べたら好きになる」「タイラバより、どんどん釣れるアジ釣りで成功体験を味わった方がいい」といった意見が出ていた。
黒笹さんは「楽しそうな観光客を見て、地元の人も釣りをしたくなるようなツアーにしたい」と期待を寄せていた。(蒲原明佳)