2023.11.14 08:35
冬告げるナベヅル 高知県四万十市で9羽確認
高知県四万十市に今季初飛来したナベヅル(同市安並)
冬告げる使者、幡多路へ―。キュンと冷え込んだ13日朝、四万十市内でナベヅル9羽の初飛来が確認された。日本などで越冬する渡り鳥で、保護団体は「遠くから見守って」と呼びかけている。
ナベヅルはグレーの羽と白い首が特徴。シベリア東南部などで繁殖し、冬は鹿児島県など西日本で過ごす。疫病などのリスク回避へ越冬地を分散させる取り組みが各地で行われており、同市では「四万十つるの里づくりの会」が四万十川や中筋川流域でねぐらや餌場の整備を進めている。
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