2023.11.13 15:59
東京で「木枯らし1号」 冬の知らせ、3年ぶり
気象庁
気象庁は13日、東京で冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が吹いたと発表した。東京での観測は3年ぶり。日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となり、東京都心も最低気温が7・9度と今季一番の冷え込みとなった。
気象庁によると、13日午後2時5分、東京都心で最大瞬間風速14・5メートルの北西の風を記録した。
気象庁は、10月半ばから11月末までに冬型の気圧配置で、最大風速が8メートル以上の北寄りの風が吹くと、木枯らし1号として発表している。2021年と22年は条件を満たす風が吹かなかった。
木枯らし1号は例年、東京と近畿で発表される。近畿では11月11日、昨年より2日早く観測した。