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2023.10.21 08:28

高知市9月物価3.6%上昇 6カ月連続3%超

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 高知県は20日、高知市の9月の消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品除く)が前年同月比3・6%上昇の105・8だったと発表した。
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上昇は19カ月連続で、6カ月続けて3%を上回った。前月比では0・2%の上昇だった。

 政府は2月検針分から家庭向け電気料金を1キロワット時当たり7円、都市ガスを1立方メートル当たり30円補助するなどしているが、円安やウクライナ危機が幅広く物価を押し上げる構造が長期化している。政府・日銀が目標とする2%以上の上昇は15カ月連続となった。

 十大費目のうち、前年同月比で下落したのは電気・都市ガスを含む光熱・水道(6・4%)だけで、他の9項目は全て上昇。食料(8・7%)はチョコレートなどの菓子類やおにぎりなどの調理食品、家具・家事用品(7・9%)は洗濯用洗剤など、被服・履物(5・1%)は秋冬物の婦人用スラックスなどの値上がりが影響した。

 細かい費目も大半が上昇し、高知市が昨年8月~今年2月に基本料金を減免していた上下水道料が20・7%の上昇。ほかに寝具類(15・2%)▽家事用消耗品(14・6%)▽住居の設備修繕・維持(11・5%)―などが目立った。

 生鮮食品を含めた指数は106・3で、前年同月比で3・9%、前月比で0・3%上昇した。(大山泰志)

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