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2023.10.20 05:00

土佐町民の絵本「ろいろい」できたよ 

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絵本「ろいろい」には、表情豊かな土佐町の住民が大勢登場する(土佐町土居のとさちょうものがたり編集部)

絵本「ろいろい」には、表情豊かな土佐町の住民が大勢登場する(土佐町土居のとさちょうものがたり編集部)

 土佐(とさ)(ちょう)風景(ふうけい)住民(じゅうみん)()らしを(あたた)かいタッチでえがいた絵本(えほん)「ろいろい」が完成(かんせい)しました。(まち)のみりょくを発信(はっしん)するウェブサイト「とさちょうものがたり」編集(へんしゅう)()土佐(とさ)(ちょう)教育(きょういく)委員会(いいんかい)などが企画(きかく)し、土佐(とさ)(ちょう)(えん)のあるイラストレーター、下田()昌克()さん(56)が()担当(たんとう)完成(かんせい)までに(やく)(ねん)をかけた力作(りきさく)で、ウェブサイト編集長(へんしゅうちょう)石川()拓也()さん(49)は「(まち)(ひと)たちの()おくがたくさんつまり、()どもはもちろん、大人(おとな)もなつかしい気持(きも)ちで()める」と(はな)しています。

 下田()さんは2017(ねん)土佐(とさ)(ちょう)(おとず)れ、住民(じゅうみん)肖像画(しょうぞうが)をかいて展覧会(てんらんかい)(ひら)くなど(まち)(ふか)(えん)があります。「(まち)(ひと)たちが『自分(じぶん)たちの絵本(えほん)だ』と(こころ)から(かん)じられるものを(つく)りたい」と(かんが)えたウェブサイトの編集(へんしゅう)()らが下田()さんに協力(きょうりょく)依頼(いらい)下田(しもだ)さんは町内(ちょうない)(やま)神社(じんじゃ)小学校(しょうがっこう)などを(まわ)りながら住民(じゅうみん)(はなし)()いて(ある)き、()のイメージを(かた)めていきました。

 タイトルの「ろいろい」は土佐(とさ)(べん)で「うろうろする」の意味(いみ)(まち)(ある)主人公(しゅじんこう)()先々(さきざき)住民(じゅうみん)出会(であ)い、季節(きせつ)行事(ぎょうじ)自然(しぜん)風景(ふうけい)(たの)しむ様子(ようす)表現(ひょうげん)されています。(かみ)原料(げんりょう)となるカジ(コウゾ)をむしたり巨大(きょだい)なサバの姿(すがた)ずしなどを()べたりする住民(じゅうみん)や、ボンネットバスが(はし)中心部(ちゅうしんぶ)街並(まちな)みなどがカラフルにかきこまれ、人々(ひとびと)にまぎれて(りゅう)やカッパも登場(とうじょう)します。

 絵本(えほん)はジャバラ()りの(ぜん)15ページ。保育園(ほいくえん)()のいる家庭(かてい)(くば)られるほか、高知(こうち)市内(しない)書店(しょてん)でも販売(はんばい)される予定(よてい)

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