仁淀川で水切り大会　１６８人が熱戦

2023.10.13 05:00

仁淀川で水切り大会　１６８人が熱戦

高知新聞社

「仁淀川国際水切り大会」チャンピオンシップの部を制した橋本桂佑さん（いの町波川）

　石(いし)を川面(かわも)に投(な)げ、はねた回数(かいすう)などを競(きそ)う「仁淀川(によどがわ)国際(こくさい)水切(みずき)り大会(たいかい)」が８日(か)、いの町(ちょう)波川(はかわ)の仁淀川(によどがわ)で行(おこな)われました。今年(ことし)は２０回目(かいめ)の記念(きねん)大会(たいかい)。雨(あめ)の中(なか)、県内(けんない)外(がい)から参加(さんか)した１６８人(にん)が熱戦(ねっせん)をくり広(ひろ)げました。

　NPO法人(ほうじん)「仁(に)淀川(よどがわ)お宝(たから)探偵団(たんていだん)」が仁淀川(によどがわ)の美(うつく)しさを全国(ぜんこく)にＰＲするため２００４年(ねん)から毎年(まいとし)開(ひら)いています。男性(だんせい)、女性(じょせい)、１０さい以下(いか)、性別(せいべつ)を問(と)わないチャンピオンシップの４部門(ぶもん)で行(おこな)われました。

　勝敗(しょうはい)は、はねた回数(かいすう)、飛(と)んだきょり、フォームや波紋(はもん)の美(うつく)しさなどの総合(そうごう)評価(ひょうか)で決(き)まります。参加者(さんかしゃ)の中(なか)には、石(いし)を３０回以上(かいいじょう)はねさせる達人(たつじん)級(きゅう)の人(ひと)や、５０メートルほど投(な)げた強者(つわもの)もいました。

　チャンピオンシップの部(ぶ)を制(せい)した橋本()桂()佑()さん（３１）＝栃木(とちぎ)県(けん)＝は６度目(どめ)の優勝(ゆうしょう)。「体(からだ)を冷(ひ)やさないよう準備(じゅんび)してしっかり投(な)げ切(き)れたし、うまい人(ひと)たちとやり合(あ)えて楽(たの)しかった。体(からだ)が続(つづ)く限(かぎ)り出場(しゅつじょう)し続(つづ)ける」と喜(よろこ)びを語(かた)りました。

　大会(たいかい)実行(じっこう)委員長(いいんちょう)の岡林()立()哉()さん（５０）は「年々(ねんねん)水切(みずき)りが大(だい)好(す)きな人(ひと)が増(ふ)え、この大会(たいかい)が人(ひと)を引(ひ)きつけるものなのだと改(あらた)めて感(かん)じた。来年(らいねん)以降(いこう)、もっとたくさんの人(ひと)に喜(よろこ)んでもらえるようにしたい」と笑顔(えがお)でした。

特集読もっか読もっかニュース