2024年 05月10日(金)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.09.26 19:12

横山大観の絵修復、CFで募る 熊本県所蔵、劣化激しく

SHARE

 横山大観のびょうぶ絵「雲去来」(熊本県立美術館蔵)

 熊本県は26日、県立美術館が所蔵する横山大観のびょうぶ絵「雲去来」の修復費1460万円を、ふるさと納税制度を使った「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)で集めると発表した。10月3日から12月31日まで。


 美術館によると、絵は1917年に制作。墨の濃淡やぼかしで、雨に煙る琵琶湖や雲が山間を行き来する景色を描いているが、経年劣化で表面にシミや汚れが生じている。


 県は2008年、所蔵美術品の修復などに充てる基金を設立。14年度までに計約3億2千万円の寄付が寄せられたが、23年3月末の残額は約3400万円に。


 熊本地震や豪雨で、美術品への寄付が集まりづらくなったという。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N文化・芸能

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月