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2023.09.19 17:31

スッポンの仲間、最古の化石 アドクス属、徳島で発掘

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 徳島県勝浦町で見つかった「アドクス属」の甲羅の化石

 徳島県立博物館(徳島市)と福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)は19日、徳島県勝浦町の地層からスッポンの仲間「アドクス属」の世界最古の化石が発掘されたと発表した。化石は甲羅の一部で16点。複数の個体と考えられる。約1億3千万年前(白亜紀前期)の地層で見つかった。


 徳島県立博物館によると、アドクス属はかつて北米やアジアに生息し、約3400万年前に絶滅したカメ類。これまでアドクス属の世界最古の化石は、福井、福岡両県で発見された約1億2千万年前のものだった。徳島の化石は新種の可能性もあり、今後両県の化石と比較するなどして研究を進める。


 22日から同館の常設展で一般公開される。

(c)KYODONEWS

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