2023.09.18 08:33
ラ・ラ・ラ音楽祭が4年ぶり復活 高知市中心街で130組が出演
さまざまなジャンルの歌や演奏で観客を沸かせた「高知街ラ・ラ・ラ音楽祭」(高知市の大橋通商店街)
音楽で街を元気づけようと、有志が立ち上げた実行委員会の主催で2002年にスタート。秋の恒例イベントだったが、新型コロナ禍や台風による休止が続き、今年は4年ぶり20回目の開催となった。
中央公園や高知城追手門、アーケード街などに設けたステージにバンドが次々に登場。20分ずつ、ギターをかき鳴らして弾き語ったり、トランペットやホルンの軽やかなハーモニーを響かせたり。出演者の年齢もさまざまで、高校生バンドが甘酸っぱい恋の思い出を歌えば、還暦過ぎのコンビは昭和歌謡をしっとり歌い上げた。
丸ノ内緑地の芝生で家族3人、のんびり聴き入っていた福留朋高さん(50)=高知市介良=は「ふらっと気軽に楽しめる。ライブハウスと違って外は開放的だし、気持ちいいです」と笑顔で話していた。(浜田悠伽)