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2023.09.17 23:05

米中高官、マルタで協議 首脳会談実現を模索

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 サリバン米大統領補佐官(ロイター=共同)、中国の王毅共産党政治局員(ゲッティ=共同)

 【ワシントン、北京共同】米中両政府は17日、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と王毅共産党政治局員兼外相が地中海の島国マルタで16、17日に会談したと発表した。米中は11月に米国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせたバイデン大統領と習近平国家主席の会談を模索しており、実現に向け協議したとみられる。


 米政府は17日、ブリンケン国務長官がニューヨークで18日午後(日本時間19日未明)に中国の韓正国家副主席と会談すると発表した。韓氏は昨秋に最高指導部を引退、今春に国家副主席に就き、主に外交儀礼を担う。王氏が実務を担当している。


 米政府高官によると、サリバン氏と王氏の会談は2日間で計約12時間に及んだ。サリバン氏は台湾海峡の平和と安定の重要性を指摘。台湾周辺で活動を活発化させる中国軍用機の動きや、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの中国の支援にも懸念を示した。


 一方、王氏は「台湾問題は両国関係の越えてはならない一線だ」と強調した。

(c)KYODONEWS

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