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2023.08.31 08:29

馬淵ジャパン継投、小技で初優勝狙う 8/31からU18野球W杯

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大学代表戦に先発した前田(東京ドーム)

大学代表戦に先発した前田(東京ドーム)

 野球のU―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)が8月31日に台湾で開幕する。これまで9度出場の日本は悲願の初優勝を目指す。

 特徴的なのは投手を9人登録した点だ。国内大会に比べて細かい球数制限が設けられ、例えば、41球以上を投げた選手は翌日は登板できない。7回制とはいえ投手の数が必要で、左腕の前田(大阪桐蔭)を軸とし、球威のある木村(茨城・霞ケ浦)、今夏の甲子園で活躍した森(徳島商)、東恩納(沖縄尚学)らの継投で試合をつくることとなる。

 使用バットは金属ではなく木製で、前回大会も指揮を執った馬淵監督は「海外のパワーピッチャーを相手に、簡単に打てない」と痛感。甲子園大会優勝に大きく貢献した丸田(神奈川・慶応)、バットコントロールが抜群の橋本(宮城・仙台育英)を上位に置き、犠打、進塁打、盗塁を駆使した「スモール・ベースボール」を前面に押し出して戦う方針だ。

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