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2023.08.31 07:43

ミサイル発射は韓国核攻撃訓練 北朝鮮、占領目標として想定

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 2021年1月、軍事パレードで公開された短距離弾道ミサイル=平壌の金日成広場(朝鮮中央通信=共同)

 【北京共同】北朝鮮メディアは31日、米韓が米軍のB1B戦略爆撃機などを動員した訓練を行ったことに対抗し、朝鮮人民軍が30日夜、韓国軍の拠点や飛行場を目標に想定した「戦術核攻撃訓練」を行ったと伝えた。平壌国際空港から北東へ「戦術弾道ミサイル」2発を発射し、目標の島の上空400メートルで空中爆発させ任務を正確に遂行したとしている。


 また、金正恩朝鮮労働党総書記が29日に軍総参謀部の訓練指揮所を訪れ、同日から開始された「全軍指揮訓練」を視察したと報じた。訓練は敵の奇襲侵攻を撃退した後に反撃し、韓国の全地域を占領することを最終的な目標として想定していると伝えた。


 韓国軍によると、30日午後11時40~50分ごろ(日本時間同)に日本海に向け短距離弾道ミサイル2発が発射された。日本の防衛省によると、2発はいずれも最高高度約50キロで、約350キロと約400キロ飛行し北朝鮮の東岸近くに落下した。


 飛行距離から、韓国陸海空軍の本部がある中部忠清南道・鶏竜台などへの攻撃を想定したとみられる。

(c)KYODONEWS

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