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2023.08.23 08:41

ぴっかぴか!メジカ新子 高知県須崎市で水揚げ始まる

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競りを待つぴかぴかのメジカの新子(須崎市の須崎魚市場)

競りを待つぴかぴかのメジカの新子(須崎市の須崎魚市場)

 もちもちした身にブシュカンをたっぷりしぼって楽しむ旬の味、メジカ(マルソウダ)の幼魚「新子」の水揚げが須崎市で始まった。須崎魚市場(浜町2丁目)では22日、ぴかぴかに輝く新子がまとまった量集まり、威勢のいい競りの声が響いた。

 新子の水揚げは例年より2週間ほど遅く、ここ数日もぼつぼつ程度だったが、この日は台風後の水の濁りがようやく晴れてきたせいか午前9時前から漁を終えた漁船からクーラーボックスが続々到着。まん丸い目がうるうる輝く20センチ前後の新子がどっさり集まった。

 「はい! メジカいこうかー、なんぼなんぼー」

 同9時半、競り人と仲買人の掛け合いがスタート。市場はにわかに活気づき、ヒラソウダの新子「シロス」などとともに次々と競り落とされていった。

 漁協関係者は「まだ旬の入り口。量が安定するのはこれから」。20匹ほどを揚げたこの道60年という男性(74)は「昨日までも姿は見えちょったけんど、きょうは潮がきれいになって、よう釣れた」と満足そうだった。(蒲原明佳)

高知のニュース 須崎市 水産・漁業

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