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2023.08.20 08:46

和菓子店「のしや本家」愛され170年 看板の小夏商品、進化続ける―ちいきのおと(135)中町(土佐市)

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一品一品の菓子を丁寧に手作りする、のしや本家の高橋光雄さん=右=と長男の宏暢さん(写真はいずれも土佐市高岡町乙)

一品一品の菓子を丁寧に手作りする、のしや本家の高橋光雄さん=右=と長男の宏暢さん(写真はいずれも土佐市高岡町乙)

 黒船が米国からやってきた1853(嘉永6)年、この和菓子店は開業した。土佐市の高岡商店街中心部、中町にある「のしや本家」。一品一品に愛情を込めて手作りすること170年、看板商品の小夏を使った菓子は時代とともにバリエーションを増やし、いつまでも色あせない。

 「気温、湿度は毎日違う。蒸気の量と粘りの見極めが大事。火を止めるタイミング? 長年の勘やね」

小夏入りの羊羹、もなか、わらび餅などは店の看板商品

小夏入りの羊羹、もなか、わらび餅などは店の看板商品

 お盆前のある朝。5代目店主、高橋光雄さん(78)が仕込みにいそしんでいた。視線の先には寒天、あん、小夏などがふつふつ煮立つ大釜。作るのは名物の小夏羊羹(ようかん)だ。

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