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2023.08.19 08:36

川とともに生きる シチョウゲ―ふるさとの花ごよみ(8)

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四万十川の岩場に根を張るシチョウゲ(写真はいずれも四万十市西土佐半家)

四万十川の岩場に根を張るシチョウゲ(写真はいずれも四万十市西土佐半家)

 夏の四万十川。川岸の岩場で、シチョウゲが小さな薄紫の花を咲かせていた。細くしなやかな枝の先で、小指の爪ほどの花が小刻みに風に揺れる。

 「四万十川の花の中で、僕の一番の“推し”なんです」。四万十市三里でカヌーなどの体験観光ガイドを営む谷吉勇太さん(37)が声を弾ませた。

花の蜜を求め、アリがひっきりなしに出入りしていた

花の蜜を求め、アリがひっきりなしに出入りしていた

 漢字で「紫丁花」。 四万十川と紀伊半島の熊野川流域のみに自生するアカネ科の低木で、丈は数十センチ。…

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