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2023.08.17 17:58

肉や魚、代替品が続々登場 外食チェーンやコンビニ

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 「やよい軒」の「大豆ミートのしょうが焼定食」

 外食チェーンやコンビニが、大豆などの植物から作った肉や魚の代替品「プラントベースフード」を使ったメニューを続々と発売している。食肉を生産するには家畜の肥育に大量の飼料や水が必要だが、代替品ではそうした必要がなく、温室効果ガス削減や水資源保護につながると、環境意識が高い消費者にアピール。健康を意識して植物由来の食品を選ぶ人が増えていることも追い風だ。


 調査会社の富士経済によると、プラントベースフードの世界市場は2022年の1兆2千億円から30年には3・3倍の4兆円に成長すると見込まれる。完全菜食主義者の「ビーガン」が多い北米が中心だが、日本でも持続可能な食料生産を意識した需要が拡大するとみる。世界の人口増加や中国の経済成長に伴う旺盛な食肉需要で、今後、牛肉や豚肉などの争奪戦が激化すると見込まれることも背景にある。


 プレナス(東京)は、定食店「やよい軒」で大豆ミートを使ったメニューを昨年6月から定番化している。


 セブン―イレブン・ジャパンは、商品シリーズ「みらいデリ」を7月に立ち上げた。

(c)KYODONEWS

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