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2023.08.16 08:56

鳥取、1200人以上の孤立続く 80代女性死亡、被害状況を確認

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 台風7号の影響で崩落した国道482号線。右は佐治川=16日午前9時40分、鳥取市

 台風7号が近畿や中国地方を縦断し、一夜明けた16日、大雨特別警報が解除された鳥取県では被害状況の確認が本格化した。県などによると午前8時現在、鳥取市内の5集落・地区で住民ら計1200人以上の孤立状態が続いている。


 鳥取市によると、同市佐治町の孤立した集落で、食べ物を喉に詰まらせて15日に病院へ搬送されていた80代女性の死亡が確認された。災害関連死に当たるかどうかは「確認中」としている。市などは孤立状態の解消に向け、道路の状況確認を進めた。


 鳥取市では、警戒レベルが最も高い避難情報「緊急安全確保」が市内全域に出されたが、風雨が収まったことなどから市は16日午前7時ごろ、避難指示に切り替えた。市内の佐治川に架かる高山橋など二つの橋で崩落が確認された。川が越水するなどした鳥取県の八頭町と琴浦町では、緊急安全確保が解除された。


 関西各地では、兵庫県で土砂に巻き込まれて横転した車の50代夫婦がけがをするなど、26人が重軽傷。大阪府の負傷者は11人、京都府では6人、和歌山県では5人に上った。

(c)KYODONEWS

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