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2023.08.09 18:28

台風、九州に記録的大雨 けが人相次ぐ、4県で線状降水帯

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 台風6号の暴風で荒れた波が打ち寄せる鹿児島県いちき串木野市の海岸=9日午後

 台風6号は9日、長崎や熊本などの一部を暴風域に巻き込みながら、北寄りに進んだ。10日にかけて九州の西の海上を北上する。鹿児島県の種子島・屋久島地方では9日午前に、熊本、宮崎両県では同日夜に、高知県では10日未明に局地的豪雨をもたらす線状降水帯が発生。九州は非常に激しい雨が降りやすい状況が続く。台風は速度が遅く影響が長期化し、九州を中心に記録的な大雨になっており、気象庁は土砂災害や河川の氾濫、暴風などへの厳重な警戒を呼びかけた。


 九州各地では強風にあおられるなどけが人が相次いだ。宮崎県小林市は9日夜、最高レベルの避難情報「緊急安全確保」を市全域に発表。九州各県の自治体で避難指示が出た。午後5時時点で長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島の5県の約1万2千戸が停電した。


 九州を発着する空の便は欠航が相次いだ。九州新幹線は熊本―鹿児島中央間で運転を見合わせた。10日は始発から運行本数を減らして再開する。山陽新幹線は、台風通過後の設備確認で、10日の始発から午前8時ごろまで広島―小倉間で計画運休する。

(c)KYODONEWS

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