2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.08.05 18:26

被爆者サーローさん、G7を批判 共同文書「核抑止を肯定」

SHARE

 核兵器廃絶に向けた被爆者と国会議員らの討論会で、発言するサーロー節子さん=5日午後、広島市

 核兵器廃絶に向けた被爆者と国会議員らの討論会が5日、広島市であった。カナダを拠点に活動する被爆者サーロー節子さん(91)は、5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の共同文書「広島ビジョン」を「核抑止論を正面から正当化した。われわれの訴えと正反対だ」と批判した。


 5月の記者会見でも「広島サミットは大きな失敗だった。首脳たちの声明からは体温や脈拍を感じなかった」と述べた。


 サーローさんは13歳の時、広島の爆心地から約1・8キロの学徒動員先で被爆。がれきの下からはい出て生き延びた。姉や4歳のおい、多くの級友らが犠牲になった。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N社会

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月