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2023.08.03 08:37

「簡単に写真が撮れる時代でも、発見は地球上に今もある」 野町和嘉(三原村出身)写真展 高知県立美術館 9/24まで

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「夕日に映える砂丘の谷間を行く少年」(アルジェリア、1972年=作品はいずれも(c)Kazuyoshi Nomachi)

「夕日に映える砂丘の谷間を行く少年」(アルジェリア、1972年=作品はいずれも(c)Kazuyoshi Nomachi)


 県立美術館(高知市高須)で開催中の写真家、野町和嘉(三原村出身)による写真展「地平線の彼方(かなた)から」。厳しくも雄大な風景や、土着の営みを記録した半世紀の215点が並ぶ。世界の多様な姿を捉えてきた野町は「スマホで簡単に写真が撮れる時代でも、発見すべきものは地球上に今もたくさんある」と力を込める。

初めてサハラで撮った写真を背に、「サハラにはこれまで800日以上行ったが、不思議なことにこういう光景には(再び)出合っていない」とギャラリートークで語った野町和嘉(高知市の県立美術館=佐藤邦昭撮影)

初めてサハラで撮った写真を背に、「サハラにはこれまで800日以上行ったが、不思議なことにこういう光景には(再び)出合っていない」とギャラリートークで語った野町和嘉(高知市の県立美術館=佐藤邦昭撮影)

 フリーになって1年後の1972年、旅行先のパリで友人と中古車を買い、ジブラルタル海峡をフェリーで渡った。…

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