早場米が実りの季節　高知競馬の騎手と子どもらが稲刈り　高知県南国市

2023.08.02 08:33

早場米が実りの季節　高知競馬の騎手と子どもらが稲刈り　高知県南国市

高知新聞社

夏空の下、実りの季節を迎えた早場米。子どもたちがコンバインなどで稲刈りを楽しんだ（南国市田村乙＝河本真澄撮影）

　南国市で早場米が実りの季節を迎えている。黄金色に育った稲穂はこうべを垂れ、夏空に映える。１日は、高知競馬の騎手と子どもたちが収穫に汗を流した。

　地元の農家、吉本正仁さん（６１）の水田では、騎手や高知市こども劇場の会員親子らが田植えや稲刈りを通じて交流している。南国市内では７月中旬から収穫が始まっており、吉本さんは「風水害がなかったおかげで食味も良く、収量も例年よりいい」と満足そう。

　この日は騎手２３人と同劇場の親子ら約３０人が、一緒にコンバインに乗ったり、鎌で刈り取ったり。高知市の横浜小４年、深瀬優音君（１０）は「初めてだったけど、自分の手で刈れてうれしかった。お米が大好きなので、これからもよくかんで、大切に食べたいと思いました」と笑顔で話していた。（海路佳孝）

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