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2023.07.30 08:35

ウナギじゅわ~っ 香りも香ばしく 7/30は土用の丑の日 高知市の専門店もにぎわう

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タレから引き上げられたウナギ。食欲をそそる色だ (高知市堺町の「鰻(うなぎ)HASHIMOTO」)

タレから引き上げられたウナギ。食欲をそそる色だ (高知市堺町の「鰻(うなぎ)HASHIMOTO」)


 7月30日は「土用の丑(うし)の日」。高知市内の専門店では前日の29日も、ウナギのかば焼きを求める人で大にぎわい。じゅわ~っという音や香ばしい香りに包まれ、笑顔を見せていた。

 同市堺町の専門店では国産の約千匹を用意したそうで、この日は朝から持ち帰り用のウナギを次々と焼き上げ準備。店は午前11時半に開くと同時に予約客で埋まり、大わらわ。若いカップルが何組も姿を見せたが「残念。予約ないと入れんかった」「食べたかったなあ」と悔しそうに、店を後にしていた。

 店主の橋本尚武さん(51)は「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」と語り、「煙の量や音、重さをみながら焼く。多くの人に味わってもらいたい」。たこができた手で串を握っては、タレにじゃぶんと漬けて、さっとあぶっていた。

 両親を含め家族5人で訪れた男性(47)は「カリッとしていて、身はふわっ。とてもおいしい。暑い夏をしっかり乗り切れそうです」と話していた。この店では、30日は弁当販売のみという。(河本真澄)

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