木のおもちゃがいっぱい　佐川おもちゃ美術館オープン

2023.07.19 05:00

木のおもちゃがいっぱい　佐川おもちゃ美術館オープン

高知新聞社

家族連れらでにぎわう佐川おもちゃ美術館（佐川町加茂）

　木(き)のおもちゃや遊具(ゆうぐ)約(やく)３００種類(しゅるい)を取(と)りそろえた「佐川(さかわ)おもちゃ美術館(びじゅつかん)」が１５日(にち)、佐川(さかわ)町(ちょう)加茂(かも)の「まきのさんの道(みち)の駅(えき)・佐川(さかわ)」にオープンしました。佐川(さかわ)町(ちょう)の自然(しぜん)や植物(しょくぶつ)、町(ちょう)出身(しゅっしん)の植物(しょくぶつ)学者(がくしゃ)、牧野(まきの)富太郎(とみたろう)博士(はかせ)をテーマにした館内(かんない)は初日(しょにち)からたくさんの親子(おやこ)連(づ)れらであふれ返(かえ)り、子(こ)どもたちのはしゃぎ声(ごえ)がひびきました。

　佐川(さかわ)おもちゃ美術館(びじゅつかん)は全国(ぜんこく)１２館(かん)目(め)で、高知(こうち)県内(けんない)では初(はじ)めて。高知(こうち)県(けん)産材(さんざい)を使(つか)った木造(もくぞう)平屋(ひらや)約(やく)６００平方(へいほう)メートルの館内(かんない)には、木(き)のドームやトンネル、卵形(たまごがた)の球(たま)のプールなどがあります。このうち、牧野(まきの)博士(はかせ)が好(この)んだバイカオウレンに見立(みた)てたおもちゃの花(はな)が６００本(ぽん)植(う)わる「まきのさんの花畑(はなばたけ)」には、植物(しょくぶつ)採集(さいしゅう)用(よう)の入(い)れ物(もの)「胴(どう)乱(らん)」も用意(ようい)され、博士(はかせ)になった気分(きぶん)で花(はな)をつみ取(と)ることができます。
　
　佐川(さかわ)町(ちょう)の古()味()優美()さん（４０）は「１時間(じかん)で帰(かえ)ろうと思(おも)ったけど、おもちゃが多(おお)くて子(こ)どもたちも楽(たの)しそうにしていて帰(かえ)れない。雨(あめ)の日(ひ)も遊(あそ)べるのでありがたい」。息子(むすこ)の蓮()理()さん（８）は「プールで遊(あそ)んで楽(たの)しかった。ずっといられる」と喜(よろこ)んでいました。

　午前(ごぜん)１０時(じ)～午後(ごご)４時(じ)で、水曜(すいよう)と年末(ねんまつ)年始(ねんし)は休館(きゅうかん)。問(と)い合(あ)わせは佐川(さかわ)おもちゃ美術館(びじゅつかん)（０８８９・２０・９９７７）へ。

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