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2023.07.16 08:53

大雨、秋田で男性1人死亡 400棟浸水被害、断水も

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 大雨で冠水したJR秋田駅前を歩く人たち=15日午後4時45分

 梅雨前線の影響で秋田県では16日も午前を中心に雨が続いた。県は災害対策本部会議を開催し、被害状況を確認。五城目町では男性1人が死亡し、男鹿市などで断水も起きた。最も警戒レベルの高い「緊急安全確保」は、最大で6市町村の約9千世帯、約1万7千人に発令された。総務省消防庁によると、秋田、岩手で約410棟が床上浸水などの被害に遭った。


 秋田県の佐竹敬久知事は対策会議で、冠水した道路で動けなくなった車が多数放置されていると指摘。早急に撤去作業を進めるよう指示した。


 16日午後5時時点の48時間降水量は秋田市仁別で415・5ミリ、藤里町で325ミリ、仙北市で324・5ミリなど8地点で観測史上最大を更新。7月の平年1カ月分を上回った場所もある。


 東北では17日にかけて強い雨が降る所がある。梅雨前線は同日夜から18日にかけて再び明瞭となり北日本に延びてくる見込みで、18日も大雨となる可能性がある。これまでの雨で土砂災害や洪水の危険度が非常に高い状態が続いており、気象庁は警戒を呼びかけている。

(c)KYODONEWS

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