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2023.07.14 08:43

高知新港に地ビール味わえるビアレストラン 7/15オープン 工場併設、県産ユズなどを使ったビール製造も

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多彩な地ビールを楽しめるビアレストラン(写真はいずれも高知市仁井田の高知新港)

多彩な地ビールを楽しめるビアレストラン(写真はいずれも高知市仁井田の高知新港)

土佐湾を望む高台に整備された店舗

土佐湾を望む高台に整備された店舗

風味にこだわったオリジナルのクラフトビール

風味にこだわったオリジナルのクラフトビール

 高知市仁井田の高知新港に15日、全国各地のクラフトビールを味わえるビアレストラン「サウス ホライズン ブリューイング」がオープンする。今秋には一体的に整備しているビール工場が稼働し、県産ユズを使った地ビールも提供する予定。関係者は「観光客らを呼び込み、新たなランドマークにしたい」と意気込んでいる。

 店はユズ加工品などを輸出するチョカス(大阪市)が運営する。同社は冷蔵倉庫業などの大東冷蔵(高知市弘化台)と共同で昨年5月、県が新港に整備した高台用地(1万1336平方メートル)の賃借契約を締結。養殖魚の加工施設などを整備し、輸出に取り組む。

 チョカスは今回、約1億5千万円をかけて敷地内に貯蔵タンクなどを備えたビール工場(平屋約600平方メートル)を整備した。店舗部分は72平方メートルで、土佐湾を望むテラス席を含め70席。県外で製造する同社のオリジナルビールや全国の地ビール計約30種と、ニラや豚などの県産食材を使った料理を提供する。

 工場は9月に稼働させ、新たにユズなどを使った6種類のビールを年間100リットル製造する計画。今後は土佐町の農家の協力を得て大麦栽培も手掛けるほか、来夏には四万十川の源流水で仕込んだプレミアムビールも完成させるという。

 チョカスの最高執行責任者で、高知市出身の芝秀二さん(44)は「新鮮なホップを使うことで、風味抜群のビールができる。県産の素材をできるだけ使い、輸出にも取り組んで高知に新たな活力を生み出したい」と話している。

 年中無休で営業時間は午前11時~午後8時。15~17日は高知駅発着のシャトルバスを午前10時半から2時間おき(最終便は午後6時発)に運行する。(安岡仁司)

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