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2023.07.10 16:47

九州大雨、5人死亡 3人安否不明、捜索続く

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 大雨による土砂崩れに巻き込まれた住宅=10日午後0時35分、佐賀県唐津市

 活発化した梅雨前線の影響で10日、九州北部を中心に非常に激しい雨が降り続き、各地で土砂崩れや河川の氾濫が発生した。福岡、佐賀両県では土砂崩れや車の水没などで5人が死亡した。他に3人の安否不明者の情報があり、捜索が続いた。気象庁は福岡、大分両県に発表していた大雨特別警報を午後5時半に警報に切り替えた。引き続き土砂災害などに厳重な警戒を呼びかけている。


 福岡県久留米市田主丸町では裏山が崩れ、付近の住宅に土砂が流入。70代男性の死亡が確認された。一時6人の安否が不明となったが、救助活動が終了し、不明者はいなくなった。久留米市と同県広川町で、車に乗っていて流されたとみられる計2人が死亡した。同県添田町の住宅に土砂が流入し、男女が発見されたが、女性の死亡が確認された。


 佐賀県唐津市では住宅2棟に土砂が流入し、50~70代の男女計3人と連絡がつかなくなり、女性1人の死亡が確認された。男性2人が安否不明。大分県中津市耶馬渓町では50代女性が川に流されたとの通報があった。

(c)KYODONEWS

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