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2023.07.11 08:36

つやつやミョウガの大行進 高知県須崎市で出荷最盛期

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続々と運び込まれるミョウガ(須崎市のJA土佐くろしお大間集出荷センター)

続々と運び込まれるミョウガ(須崎市のJA土佐くろしお大間集出荷センター)

 全国シェア9割を誇る高知県産ミョウガが出荷の最盛期を迎えている。一大産地、須崎市のJA土佐くろしお大間集出荷センター(同市大間本町)では、多い日で240万個を出荷。関東地方ではそうめんなどの薬味として好まれ、梅雨明け後の夏本番に向けて、全国に涼を届ける。

 風が涼しくなる午後6時ごろ、発泡スチロールの箱を満載した軽トラックが先を急いでいた。箱の中は、つやつやぷっくり桃色のミョウガが3個入ったパックがびっしり。生産者は出荷場のレールに荷台を付けて車を止め、頭より高く積んだ箱をひょいと持ち上げて次々とレールに載せていき、ミョウガの大行進が途切れることなく続いた。

 レールの先で待つJAの作業員らがラップをかけて仕上げ。年間3600トンを出荷するといい、同JA販売部営業課の中平竜也さん(48)は「ミョウガは料理の差し色になって写真映えする。薬味だけでなく、丸ごと焼いて食べるのもお勧めです」。

 出荷場の忙しい夕方は、暑さが本番を迎える「海の日」ごろまで続く。(蒲原明佳)

高知のニュース 須崎市 農業

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