高知医療センターが６２５万円誤徴収　助産関係費消費税分、返金へ

2023.07.06 08:38

高知医療センターが６２５万円誤徴収　助産関係費消費税分、返金へ

高知新聞社

　高知医療センター（高知市池）は５日、新生児の聴力など出産前後の検査にかかる費用について、本来非課税とすべき消費税を誤って徴収していたと発表した。該当者には随時返金する方針で、現時点で計６２５万５７５６円（１万４３６９人）に上るという。

　同センターによると、助産に関する検査や検診、入院に必要な費用などは１９９１年の法改正で非課税扱いとなった。しかし、同センターでは２００５年の開院以来、新生児の先天性代謝異常を診る検査などを課税扱いとしていた。今年３月、新生児の新たな検査を始めるにあたり費用を確認した際、消費税の誤徴収に気付いたという。

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