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2023.06.30 17:44

青森・大間原発、審査4カ月中断 耐震設計の単位取り違えで

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 原子力規制委員会は30日、建設中の電源開発大間原発(青森県大間町)の稼働に向けた審査を約4カ月ぶりに再開した。同社が作成した耐震設計に関わる審査資料で「キロメートル」と「メートル」の単位を取り違えて計算したデータが記載されていたため、2月から審査会合は中断していた。


 電源開発によると、データ解析を委託した企業が、原発周辺の断層が引き起こす地震動の計算で、地表から断層上端までの深さを3キロメートルと入力するべきなのに、誤って3メートルと入力した。そのため、実際より大きな揺れに見舞われると評価した。


 審査会合に出席した杉山弘泰副社長は「大変に重大な誤りだった」と陳謝した。

(c)KYODONEWS

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