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2023.06.28 10:15

大統領候補、対中接近言及 台湾と国交のグアテマラ

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 グアテマラの大統領選第1回投票を受け記者会見するアレバロ氏=25日、グアテマラ市(ロイター=共同)

 【サンパウロ共同】台湾と外交関係のある中米グアテマラの大統領選で8月の決選投票に進むことが決まった中道左派ベルナルド・アレバロ元外務次官(64)は27日、当選した場合は中国との貿易を「拡大する必要がある」と地元のラジオ番組で語った。中南米では台湾と断交して中国と国交を結ぶ「断交ドミノ」が続いており、その流れに乗る含みを残した。


 アレバロ氏は、グアテマラは「独自の利益に沿った外交」を展開すべきだと強調。「中国と台湾、双方と相互の尊重の中で良好な関係を保つ」ことを目指すとも述べた。


 アレバロ氏は反米姿勢で知られたフアン・ホセ・アレバロ元大統領の息子。

(c)KYODONEWS

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