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2023.06.20 10:13

米インテル、ドイツで4兆円投資 半導体工場、政府が巨額補助

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 インテルのロゴ(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】米半導体大手インテルは19日、ドイツ東部マクデブルクに新設する半導体工場に300億ユーロ(約4兆6500億円)超を投資することでドイツ政府と合意したと発表した。ドイツでの外国企業による単独の投資案件としては過去最高額だという。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、ドイツ政府は約100億ユーロの補助金を拠出する。


 半導体受託製造の最大手、台湾積体電路製造(TSMC)もドイツでの工場建設を検討しており、米中対立を背景に大手による製造拠点分散化の動きが進んでいる。


 インテルが昨年3月に工場の建設計画を発表した際の投資額は170億ユーロだった。FTによると、政府の補助金の増額と引き換えにインテルが投資規模を拡大した。


 インテルによると、工場は二つ建設する計画で、半導体材料のウエハーなどを製造する。1ナノ(10億分の1)よりさらに小さい「オングストローム世代」の技術を導入することも検討する。

(c)KYODONEWS

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