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2023.06.19 05:50

過去の災害、ホームページで再現 気象庁「大雨や台風、訓練に」

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 気象庁のホームページ「過去の主な災害時の情報発表状況」で公開された2022年の台風14号の進路予報図

 大雨特別警報の発表や台風の進路、線状降水帯の発生など、実際に起きた災害を時系列でたどることで訓練や防災教育に生かしてもらおうと、気象庁は、発表した情報をほぼそのまま再現したアーカイブ「過去の主な災害時の情報発表状況」を同庁ホームページで公開した。


 掲載したのは、青森、秋田、山形、新潟、福井で線状降水帯が発生した2022年8月初旬の大雨と、列島を22年9月中旬に縦断し、宮崎と鹿児島に特別警報を出した台風14号。


 気象警報・注意報や台風の進路のほか、雨雲の動き、アメダスの降水量、土砂災害の危険度分布などを1時間ごとに見ることができ、例えば台風14号は九州に上陸前の16日午後11時から、福井市付近まで進んだ19日午後11時の状況まで公開している。まだ雨が弱い降り始めから、強くなり線状降水帯の発生情報や特別警報を発表するまで一連の流れを追うことが可能で、担当者は「自治体の災害対応訓練や学校での防災教育、企業の事業継続計画策定などに活用してほしい」としている。


 公開は5月から始め、追加していく。

(c)KYODONEWS

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