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2023.06.16 08:42

鳴子やカツオなどデザイン…支援学校生がよさこいメダル製作、高知大演舞場で配布 板から切り出しやすりで磨く〈高知 よさこい 2023〉

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よさこいで配布される木製メダル。生徒たちが板から切り出し、やすりで磨いた(高知市曙町2丁目の高知大付属特別支援学校)

よさこいで配布される木製メダル。生徒たちが板から切り出し、やすりで磨いた(高知市曙町2丁目の高知大付属特別支援学校)

 今夏のよさこい祭りの本番(8月10、11日)で、演舞場となる高知大学朝倉キャンパスで配られる木製メダルを15日、同大学付属特別支援学校中高等部の生徒たちが作った。生徒は「踊り子にメダルをかける役もやってみたい」と声を弾ませた。

 同大学は来年の創立75周年記念事業の一環で、演舞場に手を挙げた。2日間で計20チームが朝倉キャンパスで踊る予定で、当日は各チーム10人に記念メダルを贈る。

 記念メダル(直径9センチ)のデザインは教育学部や人文社会学部、農林海洋科学部などの計19人が考えた案を、大学職員やよさこいサークルOBらの投票で決めた。表面に勇ましい波やヤシの木が描かれ、裏面には校章や、鳴子やカツオといった高知の特産物などが盛り込まれた。

 この日、特別支援学校で木工を学ぶ9人が作業。厚さ約8ミリのスギ板にレーザー加工で図案が施され、生徒が糸ノコで切り出して紙やすりをかけるなどした。高等部2年生の石田和摩さん(17)は「よさこい祭りに出て、メダルをもらったことがある。作れて嬉しい」と話した。同大学は演舞場の設置費用などをクラウドファンディングで募集中。詳細は高知大ホームページから。(加藤風花)

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