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2023.06.15 11:22

横浜の新交通逆走、3人書類送検 設計に不備、16人重軽傷

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 横浜市の新交通システム「金沢シーサイドライン」=9日

 横浜市の新交通システム「金沢シーサイドライン」の新杉田駅で2019年6月、自動運転の車両が逆走して車止めに衝突した事故で、神奈川県警は15日、設計不備で乗客16人に重軽傷を負わせたとして業務上過失傷害容疑で、車両の製造に携わった48~75歳の男性3人を書類送検した。


 県警は公共交通機関の自動運転車両が逆走し、けが人が出た極めて異例の事故で、安全を確保すべき製造や設計の段階に問題があった可能性があると判断した。


 捜査関係者によると、書類送検された3人は東急車両製造(現・総合車両製作所)で設計、製造を担っていたという。


 運輸安全委員会が公表した報告書によると、事故があった車両では進む方向をモーターに指示する電線が摩耗で断線。折り返し運転の際、それまでの進行方向を維持するメモリー機能が働き、事故が起きた。


 運行会社の横浜シーサイドラインの担当者は「改めて深くおわびする。車両メーカーや装置メーカーなど全ての事業関係者とのさらなる連携の強化と安全対策に取り組む」と話した。

(c)KYODONEWS

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