2023.06.15 04:51
米GDP、1・0%増予想 FRB、23年10~12月期
米ワシントンにあるFRB本部=2022年2月
【ワシントン共同】FRBが14日公表した連邦公開市場委員会出席者の米経済見通しで、2023年10~12月期のGDPは前年同期比1・0%増になると予測し、前回予想の0・4%増から上方修正した。
FRBは物価高抑制に向けて金融引き締めを急速に進めてきたが、想定していたほど景気が冷え込まないとの見方を示した。24年の成長率は前回予想の1・2%から1・1%へ、25年は1・9%から1・8%へ引き下げた。
23年10~12月の平均失業率は4・1%と予想し、堅調な雇用状況を背景に前回予想の4・5%ほど悪化しないと見込み、24年、25年はそれぞれ4・5%になると見込んだ。