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2023.06.13 08:43

牧野博士に高知名物ヤマモモ輝く思い出 久家さん(南国市)67年前に贈る、家の畑からよりすぐりの枝付き 病床の最晩年に上機嫌でむしゃむしゃ

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1961年の「牧野新日本植物図鑑」で初登場したヤマモモの写生図

1961年の「牧野新日本植物図鑑」で初登場したヤマモモの写生図

 今が旬のヤマモモ。赤い実を口に入れると、甘酸っぱい果汁がジュワッ。高知の初夏の味だ。牧野富太郎博士が手掛けた植物図鑑の巻頭にもヤマモモの絵が使われている。その牧野博士は最晩年、赤い宝石のような粒の「香を恋しがった」そうで、古里からヤマモモ入りの木箱が届いた時には大喜び。送り主となった女性は「西日を浴びて母と採った日のことを鮮明に覚えちゅう。きらきら光る、宝石のような思い出です」と話した。

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