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2023.06.03 17:11

両陛下、岩手の震災犠牲者を追悼 即位後初めて、復興公園に供花

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 いわて花巻空港に到着された天皇、皇后両陛下=3日午前、岩手県花巻市

 天皇、皇后両陛下は3日、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市を訪れ、高田松原津波復興祈念公園にある「海を望む場」に供花し、犠牲者を追悼された。大震災の被災地訪問は即位後初めて。


 両陛下は防潮堤の上に設けられた「海を望む場」の供花台に白い花束を手向け、深く拝礼した。


 引き続き、津波に耐えた復興のシンボル「奇跡の一本松」や、被害の実相と教訓を学ぶ東日本大震災津波伝承館などを視察する。


 両陛下はこの日、羽田発の特別機で岩手県入りした。1泊2日の日程で、4日は震災後にオープンした大船渡市の復興商店街を巡り、高田松原津波復興祈念公園で全国植樹祭の式典に出席する。


 両陛下は皇太子時代の2011~17年に計9回、岩手、宮城、福島の3県へ赴き、被災者を励まし、復興を見守ってきた。だが19年の即位後は、新型コロナウイルス禍の影響で現地訪問がかなわず、震災10年の節目だった21年は、両陛下の希望で3県の被災者とオンラインで交流した。

(c)KYODONEWS

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