2023.05.17 16:28
村雨辰剛、愛猫を思い出させてくれる 東京・銀座でリサ・ラーソン展
ポップアップカードを披露する村雨辰剛(左)と三遊亭好青年=東京都中央区
スウェーデンの人気陶芸作家の作品を紹介する「リサ・ラーソン展」が東京都中央区の松屋銀座で始まり、開会式に同国出身の俳優で庭師・村雨辰剛と落語家・三遊亭好青年が出席した。
村雨は見上げるしぐさをした猫の作品「ミア」に着目。自身は拾った三毛猫・芽吹きを飼っていることから「『ミア』は芽吹きを思い出させてくれます。かわいらしく、生きているかのようです」と目を細めた。
ラーソン作品の魅力については「日常感があるところがポイント。自分に問いかけてくるようなつながりを感じます。愛着が湧いてくるところですね」と語った。
2人は、ラーソンの代表的キャラクター「マイキー」のポップアップカードを完成させて披露。村雨は市松模様や三崩し、青海波など伝統文様を描いた。「庭師の僕ならではの感じとスウェーデンを掛け合わせてみました」とアピール。
好青年は、師匠の好楽をイメージしたといい、「(着物の色と同じ)ピンク色で、お酒を飲むために生きている人ですから、ワイングラス、ビールグラス、日本酒ですね。足袋をはいています」と話し、笑いを誘った。
展覧会は6月5日まで開催、その後、各地を巡回する。
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