2024年 04月28日(日)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.05.03 08:36

「高知度が高い作品」主題歌は岡本真夜 「レッドシューズ」あたご劇場で監督ら舞台あいさつ 5/7まで

SHARE

舞台あいさつに立つ雑賀俊朗監督=右=と浜口典子プロデューサー(高知市のあたご劇場)

舞台あいさつに立つ雑賀俊朗監督=右=と浜口典子プロデューサー(高知市のあたご劇場)

 シングルマザーのボクサーと娘の物語を描いた映画「レッドシューズ」が19日まで、高知市愛宕町1丁目のあたご劇場で公開されている。公開初日に舞台あいさつに立った雑賀俊朗監督は「愛する娘のために主人公の女性ボクサーは人生でつまずいても、リングでダウンしても立ち上がる。守るべきものがある人は強くなれる」と映画に込めた思いを語った。

 映画は雑賀監督の出身地、北九州市で全て撮影した。高校時代に映画「ロッキー」を見て感動して以来、「いつかは古里を舞台にしたボクシング映画を撮ってみたい」との思いがあったという。

 撮影は2021年6月に開始。スタッフ全員が新型コロナウイルスのPCR検査をしたことなどに触れ、「コロナ禍は会いたい人に会えなかったり、多くのことができない中で、何が一番大切かを人間に教えるきっかけになった」とし、「この映画の主人公も何が大切かを自分に問い掛けて『娘を守る』と決意したことが、さまざまな逆境を乗り越える力になった」と続けた。

 一緒にあいさつした、香南市出身のプロデューサーで妻の浜口典子は、主題歌を手掛けた四万十市出身のシンガー・ソングライターの岡本真夜をはじめ、制作や宣伝、ヘアメークなど多くの県出身者が作品に関わっていることに触れ「振り返れば県人がいるほど高知度が高い作品。古里の映画館で上映できてとてもうれしい」と感謝していた。

 雑賀監督夫妻は7日まで1日2回舞台あいさつに立つ予定。詳細は同館ホームページに記載している。(久保俊典)

【関連記事】
娘のため戦う女性ボクサー 映画「レッドシューズ」 雑賀監督夫妻、舞台あいさつ  あたご劇場4/29公開

高知のニュース 高知市 香南市 催事・イベント 上映・公演

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月