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2023.04.27 16:30

自動車国内生産台数4年ぶり増加 2022年度、部品不足和らぐ

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 自動車大手8社が27日発表した2022年度の国内生産台数は、前年度比7・8%増の計764万9500台だった。増加は4年ぶり。世界的な半導体不足や新型コロナウイルス感染拡大に伴う海外からの部品調達難といった生産への悪影響が和らいだ。昨年から続く納車の遅れも改善傾向だが、ロシアのウクライナ侵攻などで先行きには警戒感も出ている。


 国内生産は8社とも増加した。トヨタ自動車は0・9%増の278万6801台。先進機能を多く備え、半導体不足の影響を受けやすい高級車の生産が国内で盛んなトヨタは微増にとどまったが、担当者は「(今後)生産の回復を見込んでいる」と話した。


 ホンダは1・4%増の64万3338台と持ち直し、納車も改善しつつある。ただ「ウクライナ危機による物流混乱もあり、予断は許さない」(広報)という。日産自動車は新型車が生産を底上げし、33・8%増の59万6694台だった。


 コロナ禍で工場が操業停止するなど生産が落ち込んだ影響からの反動増も目立った。

(c)KYODONEWS

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