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2023.04.27 15:09

岡田と綾野が互いに敬意 映画完成披露舞台あいさつ

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 映画「最後まで行く」の完成披露舞台あいさつ前にフォトコールを行った出演者。(左から)柄本明、広末涼子、岡田准一、綾野剛、磯村勇斗=東京都内

 映画「最後まで行く」(5月19日公開)の完成披露舞台あいさつが東京都内で行われ、主演の岡田准一、共演の綾野剛、広末涼子らが登場した。


 岡田は、映画館の客席に目を向け「(新型)コロナ(ウイルス禍)を乗り越えて席が埋まり、自信作を届けられることをうれしく思います」とあいさつした。


 映画は刑事(岡田)が、自ら起こした交通事故をきっかけに、県警本部監察官(綾野)に極限まで追い詰められていくさまを描いたクライムサスペンス。


 岡田との共演は映画「SP 野望篇」(2010年)以来となった綾野は「自分が成長した姿で(再び)共演するのが目標だった。現場で准一さんへのリスペクトが漏れてしまわないか心配だった」。岡田は「役として生きる覚悟がある。相手に覚悟を求める、いい役者さん」と、綾野への敬意を表した。


 「映画の結末はさておき、見終わった時に、実際に2人が『生還』していてくれてよかったと思った」とネタバレを避けながら、6時間にわたる逃走劇の激しさを明かした広末。岡田から「僕たち最後まで行けていますか?」と、作品の題名にかけて問われると「行けてるねー、生きているから」と、虚実ないまぜになった様子で答えた。


 舞台あいさつには、共演の磯村勇斗、柄本明も登場した他、藤井道人監督もオンラインで参加した。

(c)KYODONEWS

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