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2023.04.26 15:10

高橋一生、冗談だった映画化が現実に 映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」

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 イベントに登場した高橋一生=東京都港区

 映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(5月26日公開)の完成報告イベントが東京都内で開かれ、俳優の高橋一生と飯豊まりえ、渡辺一貴監督が登場した。


 荒木飛呂彦の人気漫画を実写ドラマ化した「岸辺露伴は動かない」の劇場版。特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴(高橋)が、パリ・ルーブル美術館が所蔵する「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎に迫る。


 高橋は「ドラマの1作目の撮影で、監督から『今のお芝居は良かった。でも、それはルーブルのときに残しておいてください』なんて冗談で言われることがあった」と振り返った。


 ドラマは人気を博してシリーズ化。雑談レベルだった映画化が実現したことに「冗談が現実になるなんて、不思議な感覚です」と語った。


 露伴の担当編集者役の飯豊は、ルーブル美術館を貸し切って行った撮影が印象に残ったといい「人のいないルーブルで、モナリザの前でお芝居ができたことは本当に夢みたいだった」とほほ笑んだ。


 さらに飯豊は「バスの車窓から凱旋門を眺めるシーンの撮影のために、凱旋門を50周したんです」と裏話を披露。渡辺監督は「信号を止められないので、バスでぐるぐるぐるぐる…。もう一生分の凱旋門を見ました」と苦笑した。


 イベントには他に共演の長尾謙杜、安藤政信が出席した。

(c)KYODONEWS

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