2023.04.24 09:23
スーダン退避、各国急ぐ 停戦切れ戦闘激化を懸念
23日、スーダンの首都ハルツームで退避の開始を待つトルコ人ら(ゲッティ=共同)
【カイロ共同】戦闘が続くアフリカ北東部スーダンから23日、外国人の国外退避の動きが相次いだ。日本政府関係者によると、在留邦人の一部も陸路で退避を始めた。対立するスーダン軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の双方が合意した21日から3日間の停戦が切れた後、衝突が激化する恐れもあり、各国は自国民や外交官らの国外避難を急いでいる。
政府関係者は24日、松野博一官房長官が同日午後4時に予定する定例の記者会見で邦人退避について説明すると明らかにした。岸田文雄首相は24日、官邸で記者団に退避の状況について「安全に関わるので詳細は控えたい」と述べた。