2023.04.24 08:38
6市町村、新議員の顔触れ 高知県内は全投票率が最低 高知市は13回連続更新―2023高知 統一選
高知市議選は34議席を前回と同数の43人で争った。現職の出馬が23人にとどまる一方、有力新人が多く出馬したものの、幅広い有権者の関心を引きつけることはできず、9日に投開票された県議選高知市区の投票率(38・02%)を3・17ポイント下回った。
室戸市議選は12議席を巡って5人落ちの激戦となったが、前回よりも1・75ポイント減の63・61%。14議席を争う1人落ちの戦いとなった宿毛市議選も、4・43ポイント減の64・06%に沈んだ。
それぞれ2人落ちの戦いだった奈半利町議選(定数10)は2・71ポイント減の73・17%、北川村議選(同8)は0・41ポイント減の82・67%だった。1人落ちの土佐町議選(同10)は2・72ポイント減の71・13%だった。
いずれの市町村議選も際立った争点が乏しく、有権者の関心を高めるには至らなかった。
統一地方選の県内後半戦では、3町村長選、7町村議選・補欠選挙で無投票になった。4年前の前回は土佐町長選、北川村長選と安田町議選の3選挙が無投票で、今回は大幅に増えた。(高井美咲)
【注】氏名は原則本名。自は自民、共は共産、公は公明、立は立民、社は社民、参は参政、無は無所属。白抜き数字は当選回数。経歴は本人の申告による。敬称略。
高知市議選当選者【定数34】
室戸市議選当選者【定数12】
宿毛市議選当選者【定数14】
共産が議席失う
奈半利町議選当選者【定数10】
初の女性2議席
北川村議選当選者【定数8】
2新人上位当選
土佐町議選当選者【定数10】