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2023.04.23 10:13

PAC3、沖縄配備急ぐ 自衛隊関連部隊が移動

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 地対空誘導弾パトリオット(PAC3)のレーダー装置=2021年11月、青森県三沢市

 北朝鮮が計画する軍事偵察衛星の発射に備え「破壊措置準備命令」が出たのに伴い、防衛省は23日、沖縄県の離島に航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を配備する準備作業を急いだ。福岡県の空自関連部隊は同日午前、沖縄方面に移動を始めた。


 日本政府は北朝鮮の衛星打ち上げを、事実上の長距離弾道ミサイル発射とみている。海上自衛隊のイージス艦搭載の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)と、空自のPAC3の二段構えで迎撃態勢を敷く。


 博多港では、午前9時ごろに着岸した民間フェリーに緑色の大型車両が次々に運び込まれ、隊員も乗り込んだ。作業は約50分で終わり、フェリーは港を離れた。

(c)KYODONEWS

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