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2023.04.23 06:11

サウジアラビアに船で外国人退避 スーダン戦闘、150人超

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 サウジアラビア海軍の艦船でスーダンから退避し、西部ジッダの港で迎えられる人々=22日(ロイター=共同)

 【カイロ共同】サウジアラビア外務省は22日、戦闘が続くアフリカ北東部スーダンから紅海を挟んで対岸のサウジ西部ジッダに、自国民91人と、12カ国66人の計157人が船で退避したと発表した。66人は外交官らで、12カ国にはクウェートやカタール、インドなどが含まれる。退避作戦はサウジ海軍が実施した。


 ロイター通信は23日、米軍が自国の外交官とその家族を航空機6機で退避させたと報じた。準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の話としている。RSFは退避を支援したという。


 スーダン軍は22日、各国外交官や在留者の退避に向け必要な支援をするとの声明を発表。サウジ外交団は北東部ポートスーダンに陸路で移動して退避し、ヨルダンも同様に続くと表明していた。ヨルダン国営ペトラ通信によると、ヨルダン政府は自国民約300人の退避プロセスを始めた。


 一方、スーダン軍トップのブルハン統治評議会議長は22日、中東の衛星テレビ、アルアラビーヤの電話インタビューで、首都ハルツームの空港を掌握していないと語った。

(c)KYODONEWS

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