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2023.04.22 08:35

ミニチュア堪能、1万人突破!「Mozu ARTWORK―ちいさなひみつのせかい―」展 高知県立美術館

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来場1万人目の記念品を受け取る山地実楽さん親子(高知市の県立美術館)

来場1万人目の記念品を受け取る山地実楽さん親子(高知市の県立美術館)

 高知市高須の県立美術館で開かれている展覧会「Mozu ARTWORK―ちいさなひみつのせかい―」の来場者が21日、1万人を突破した。

 Mozu(モズ)こと水越清貴さん(24)=東京都=が身近な光景をミニサイズで再現した作品など約60点を展示している。

 ミニチュアで精緻に再現された部屋の中をのぞき込むと、まるで自分が巨人になった気分に。机には漫画雑誌が並び、床がほどよく汚れたさまは現実感たっぷり。実際の部屋の写真とミニチュアの写真を比較したクイズもあり、どちらが本物か分からないほどのリアルさが楽しめる。

 1万人目の来場者となったのは、高知市の山地実楽(みらく)さん=一宮東小6年=と母の志穂さん。記念品を受け取った実楽さんは図工が大好きだといい、「僕も乗り物をモデルにしたミニチュアを作ってみたい」と刺激を受けていた。

 開催は5月21日まで。大型連休は駐車場の混雑が予想されるため、同展事務局は公共交通機関の利用を呼び掛けている。(田代雄人)

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