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2023.04.21 19:36

前第8師団長の死亡確認 機体回収へ業者と契約

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 坂本雄一氏=3月、熊本市(熊本日日新聞社提供)

 沖縄県宮古島付近の10人乗り陸上自衛隊UH60JAヘリコプター事故で、陸自は21日、死亡した5人のうち1人の身元が、坂本雄一前第8師団長(55)と確認されたと明らかにした。陸自は同日、海底に沈んだ機体の回収作業を委託するため入札を実施、深田サルベージ建設のグループ企業「オフショアエンジニアリング」(東京)と約10億円で契約した。早ければ4月下旬にも作業を始める方針。


 これまでの捜索で、機体の胴体部分と6人が宮古島の西隣にある伊良部島北約6キロの水深約106メートルの海底で見つかっている。残る4人の行方は分かっておらず、発生から15日が経過した21日も自衛隊と海上保安庁による捜索が続いた。


 深い海での活動を可能とする「飽和潜水」と呼ばれる特殊技術を活用した捜索により、自衛隊はこれまでに5人を引き上げ、いずれも死亡を確認。うち2人は第8師団司令部の幹部と判明し、陸自は20日に氏名を公表した。残る2人の身元の特定を進めている。

(c)KYODONEWS

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