2023.04.20 19:01
スーダン、首都で戦闘継続 北部からエジプト兵退避
スーダンの首都ハルツームから上がる黒煙=19日(AP=共同)
【カイロ共同】スーダンの正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘は、現地からの報道によると20日も首都ハルツームなどで続いた。両者は19日夕から24時間の新たな停戦で合意したと表明していたが、また破られた。戦闘収束の糸口は見えていない。世界保健機関(WHO)は20日、330人以上が死亡、約3200人が負傷したと明らかにした。
一方、スーダン軍によると、同国北部の空港から19日、エジプト軍兵士約180人がエジプトの軍用機で国外退避した。
中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると、軍とRSFの双方のトップは20日の電話インタビューで、相手側との交渉を拒否した。