2023.04.20 16:12
台湾TSMC、純利益2%増 1~3月期、半導体の需要減
TSMCのロゴ=2022年12月、台湾・台南(ロイター=共同)
【台北共同】半導体製造の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)が20日発表した2023年1~3月期決算は、純利益が前年同期比2・1%増の2069億台湾元(約9100億円)だった。伸び率は22年10~12月期(78・0%増)から大きく縮小した。世界経済が減速し、半導体需要が鈍化する中、好調だったTSMCの業績にブレーキがかかった。
売上高も3・6%増の水準にとどまった。純利益、売上高ともに10~12月期実績と比べると大幅な減額となった。